はじめに
就活をするにあたり以下のように悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。
- 就活時にカバンは必要なの?
- 必要ならどんなカバンがいいの?
- 男女別に違いがあるなら、そのポイントも知っておきたい
この記事では、就活時のカバン選び攻略法や必要性から男女別カバン選びの重要なポイントまで詳しく解説していきます。
実際に就活カバンを選ぶ上で気になる疑問について解決しておきましょう。
目次
【就活カバンの結論】場面毎の必要性と注意点はこれ!
結論からいうと、場面毎の就活カバンの必要性は以下の通りです。
- 面接:応募書類や求人情報のコピー・筆記用具・スマホなどを入れるため
- 企業説明会:パンフレットや資料・メモ帳・スマホ・印鑑・学生証などを入れるため
- インターン:ノートやメモ帳・筆記用具・スマホ・クリアファイルなどを入れるため
このように就活時には必要な持ち物がたくさんあります。
また、さまざまなアイテムを持っていくだけではなく企業からもらう場合もあるためカバンが必要なのです。
しかし、カバンなら何でも良いというわけではありません。
就活時のカバンを選ぶ上で重要なのは就活にふさわしいカバンかどうかです。
以下のように、就活時にふさわしくなくマイナスな印象を与えるカバンは避けて選ぶように注意しましょう。
- リュック
- ショルダーバッグ
- トートバッグ
- 派手なカバン
就活に必要なのは個性ではなく協調性ですのでカバンも基本を押さえた無難なものを選んでください。
就活時にカバンが必要な理由
就活時に必要なものをキレイに保管・収納しておくためにカバンは必須なのです。
就活生の中には「就活時にカバンは必要ない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、これは大きな間違いです。
企業説明会や面接では履歴書・職務経歴書などを持ち込んだり逆に書類などを渡されたりすることも多いでしょう。
カバンがなく手で持ってしわや汚れがついてしまったら人となりを見る前に合否の判断をされてしまう可能性も考えられます。
このように、企業の資料や面接時に確認したことをメモする筆記用具を持参するためにもカバンは必要なのです。
それではより詳しく就活時にカバンが必要な理由について見ていきましょう。
書類などを渡される可能性があるため
就活の際、企業によって書類やパンフレットなどを渡される場合があります。
こうした書類などをキレイに保管するためにカバンが必要なのです。
企業説明会ではほぼパンフレットを渡され、面接やインターンなどでも書類を渡されることが多い傾向にあります。
その際、カバンがないと収納できる場所がなく手で持っていることになるためみっともないでしょう。
中には重要なパンフレットや書類も含まれる可能性があるため、収納・保管にカバンは大切な役割を果たします。
最低限必要なものを入れなければならないため
履歴書などの書類は前もって郵送したとしてもカバンの中には以下のような最低限必要なものでいっぱいになるはずです。
- 筆記用具
- メモ帳
- 財布
- スマホ
- クリアファイル
- ES・履歴書
- 企業から頂いたパンフレットや書類
- ハンカチ
- テッシュ
また、カバンの中にあると便利な以下のようなアイテムを入れる可能性もあります。
- 折りたたみ傘
- 呼びの写真
- 印鑑・朱肉
- 充電器
- 手鏡
- 口臭ケア用品
- 衣服用消臭スプレー
- 整髪料・ヘアブラシ
- 化粧ポーチ
- ストッキングの予備
- 携帯用靴磨き
- ミニソーイングセット
最低限必要なものだけでも、カバンが必要となるくらいの荷物の量があるということが分かるでしょう。
また、急な雨やボタンのほつれなどに備えるための便利なアイテムも必要となります。
履歴書などの提出書類を持っていく場合も手ぶらというわけにはいかないためカバンが必要なのです。
ポケットにものを入れておくとだらしなく見えるため
普段財布やスマホはポケットに入れているという方も多いでしょう。
しかし、スーツのポケットにものを入れてしまうと形が崩れてしまいだらしなく見えてしまいます。
また、筆記用具やメモ帳などもポケットから出すのはスマートとはいえません。
そのため、就活時には必ずカバンを持っていくようにしてください。
就活時のカバンはリュックでも問題ない?
現在、通勤時にリュックを使用している方も増加傾向にあります。
理由としてリュックは両手が使えて便利かつビジネスバッグよりも楽だからです。
しかし、基本的に面接などの就活の場面でカジュアルなリュックを使用するのはふさわしくありません。
なぜならカジュアルすぎてビジネスシーンに合わないからです。
そのため自社への通勤の場合にはリュックを許容している企業であっても、お客様を訪問する際にはリュックNGという企業も存在します。
こうした背景もあり、面接官に与える印象が悪くなってしまう恐れがあるため就活時にリュックはNGなのです。
もちろん身なりだけで判断しない企業も存在し、リュックで行ったからといって即不採用とはなりません。
とはいえ、企業説明会や面接に行く予定の企業がどのようなタイプなのか理解しておく必要があります。
もし、事前調査を行ってもわからなかった場合にはリュックは避けた方が良いといえるでしょう。
就活時のカバン選び攻略法【機能編】
ここからは就活時のカバン選び攻略法を紹介します。
就活時のカバンはどのようなカバンでも良いというわけではありません。
そこで機能編とデザイン編に分けてカバン選びの攻略法を全8つ詳しく紹介します。
まずは機能に関する就活時のカバン選び攻略法を見ていきましょう。
- 自立するカバン
- A4サイズが収納できるカバン
- 握りやすいハンドルのカバン
- 撥水性や防汚性があるカバン
一つずつ丁寧に紹介していきます。
自立するカバン
企業説明会や面接などの際、カバンを床に置くことが多いです。
カバンが床に倒れてしまっては見栄えが悪くなってしまいます。
そのため、底鋲が付いており手を放しても倒れない自立するカバンを選びましょう。
A4サイズが収納できるカバン
就活時、持ち物はなるべく厳選してカバンは軽めに保ちたいものです。
しかし、企業説明会では会社パンフレットや資料を貰ったり面接では履歴書やエントリーシートを持ち歩いたりする必要があります。
また、空いた時間に参考書などで就活対策を行う方もいるかもしれません。
これらをキレイにきちんと収納できるように十分な容量のあるカバンを選ぶ必要があります。
おすすめなサイズはA4より一回り大きい封筒が折れずに入り、スムーズに出し入れできる大きさが理想です。
もし、PCを持ち歩く予定のある方はPCを衝撃から守るためにスリーブが付いたカバンを選ぶと良いでしょう。
握りやすいハンドルのカバン
企業から配布されたパンフレットや書類など必要なものをカバンに入れるとなかなかの重さになることもあります。
重い荷物を持ち歩いたときの負担を抑えるためにも握りやすいハンドルのカバンを選ぶと良いでしょう。
また、以下のようなカバンはストレスを軽減させていくれるためおすすめです。
- 長時間持ち歩いても疲れないクッション材が入ったハンドル
- 手に馴染むレザー素材を使用したハンドル
撥水性や防汚性があるカバン
就活をしている場合、書類やパンフレット・PCなどを持ち歩くため雨や雪の日に備えておく必要があります。
そのため、撥水性のある素材でできたカバンを選ぶのがおすすめです。
また、防汚性もあれば多少の汚れがついたとしても拭き取るだけで手入れでき、いつも清潔感を保つことができます。
撥水ナイロン・ポリウレタンコーティング・止水ファスナーを採用したカバンを選ぶと安心でしょう。
就活時のカバン選び攻略法【デザイン編】
次いでデザインに関する就活時のカバン選び攻略法を紹介します。
- 黒色もしくは黒系統のカバン
- 装飾が少なく、シンプルなデザインのカバン
- カジュアルにならない素材
- 軽くて丈夫な素材
それでは見ていきましょう。
黒色もしくは黒系統のカバン
就活時のカバンは黒色もしくは黒系統の色がおすすめです。
近年では「スーツや就活時のカバンは黒色のものを身に着けなくても良い」という考え方もあります。
しかし、やはり黒色というのは最もフォーマルな色となっているでしょう。
そのため、どうしようか迷った場合には黒色の就活カバンを選んでおく方が無難です。
黒色は堅実で真面目な印象を与えるため、就職してからも使用できるというメリットもありますので1つ持っておいて損はないでしょう。
装飾が少なく、シンプルなデザインのカバン
就活時のカバンは装飾が少なく、できるだけシンプルなデザインかつベーシックなものがおすすめです。
スーツはフォーマルな服装なので模様が入っていたりブランドのロゴが強調されていたりするカバンは不向きとなっています。
そのため無地のシンプルなビジネスバッグを選ぶと良いでしょう。
カジュアルにならない素材
素材はカバンの雰囲気に大きく関わる重要なポイントです。
キャンバス生地のような生地感がある場合カジュアルな印象が強くなります。
必ずしも本革のカバンでなければならないというわけではありませんが、カジュアルな素材は避けるのがベストです。
軽くて丈夫な素材
カバンの素材にはさまざまなものが存在するでしょう。
特に就活の際には軽量・丈夫・ビジネスにふさわしい素材を使用したカバンが適しているといわれています。
ナイロンやポリエステルを使用したカバンは、軽量・耐久性があり書類やPCなどもたくさん入るためおすすめです。
【男女別】就活カバンを選ぶ上で重要なポイント
これまで紹介した就活カバン選び攻略法は男女共有のものです。
しかし、男性と女性では最適な就活カバンが少し異なります。
そこでここからは男女別に就活カバンを選ぶ上で重要なポイントを3つずつ紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
男性編
男性が就活カバンを選ぶ上で重要なポイントは以下の通りです。
- 男性が就活時に使用するカバンの基本はブリーフケース
- ファスナーがマチ下まである
- 外ポケットがあると、スマホやハンカチなどの小物を出し入れしやすい
ビジネスバッグの中でも特にシンプルなトートバッグは男女兼用で使用できます。
しかし、就活時に男性がトートバッグを使用するのはカジュアルすぎるため不向きです。
そのため、男性の就活カバンの基本となるブリーフケースを選びましょう。
また、マチ下までファスナーがあると楽に開閉できます。
ペットボトルや折りたたみ傘といった筒状のものを収納するためにもマチがしっかりあるカバンがおすすめです。
さらに外ポケットが付いていると、スマホ・ハンカチ・パスケースなどの携帯用小物を出し入れしやすいため便利でしょう。
カバンの中やスーツのポケットもかさばらずに済み必要な時にサッと取り出せます。
女性編
女性が就活カバンを選ぶ上で重要なポイントは以下の通りです。
- カバンの色は企業によっては明るいブラウン・グレーでも可
- 自立式トートバッグはハンドルが肩にかけられるくらい長いから便利
- ポケットがたくさんあるカバンがおすすめ
カバンの色は業界や企業によっては明るいブラウン・グレーなども許容されています。
しかし、自分よりカバンが目立ってしまっては本末転倒です。
そのため、落ち着いた雰囲気の黒色・濃紺・焦げ茶などを選ぶと悪目立ちを避けることができます。
また、ハンドルですが長さ調節ができて肩にかけられるくらいの長さを選ぶと良いでしょう。
ハンドルの長さ調整ができることにより季節による服の厚みの対応することができ、荷物が重くても楽に持てるようになります。
さらに、ハンドル部分が倒れるカバンを選ぶことでコートをカバンの上に置くことができるためおすすめです。
そのため、自立式トートバッグは女性が就活時に使用するカバンの基本となっています。
書類をファイルに入れてカバンに収納するのも良いですが、外側にファイルを入れられるポケットがあるとすぐに確認できるため便利です。
また、就職してからも使用するとなると仕事に関わるものも含めさまざまなものを持ち歩かなければなりません。
その場合、ごちゃごちゃになってしまうこともありますのでキレイに収納できるようにポケットがあると便利でしょう。
就活時のカバンに関するQ&A
最後に就活時のカバンに関するQ&Aを3つ紹介します。
- 就活でNGなカバンとは?
- 就活時のカバンでおすすめの素材は?
- カバンのお手入れはどうしたらいいの?
- インターン時のカバンは、どんなものでもいいの?
それでは詳しく見ていきましょう。
Q.就活でNGなカバンとは?
これまで就活時に適しているカバンの特徴を紹介してきました。
では、逆に就活の際にNGなカバンとはどのようなカバンなのでしょうか。
結論からいうと以下のようなカバンです。
- 派手な色やデザインのカバン
- ハイブランドのカバン(ロゴが目立つカバン)
- リュック
- 自立しないカバン
- セカンドバッグ
- ショルダーバッグ
- 紙袋
- ビニール袋
こうしたカバンはカジュアルすぎる印象に捉えられたり目立ちすぎて就活とミスマッチであったりします。
そのため就活時にはふさわしくありませんので注意してください。
Q.就活時のカバンでおすすめの素材は?
すでに前述しているためお気づきの方もいるかもしれませんが、就活時のカバンでおすすめの素材は「ナイロン・ポリエステル」です。
これまでの主流は「本革」でした。
しかし、現在では「ナイロン・ポリエステル」が主流となっています。
なぜなら本革よりも軽量で撥水加工されているため雨や汚れに強く、お手入れが簡単だからです。
ナイロンやポリエステルは、PC対応や多ポケットなど機能面でも優れているのも就活生にとって嬉しいポイントでしょう。
また合皮も軽くて撥水性があるためおすすめとなっています。
それぞれの機能や質感は年々進歩しているため予算や好みに合った素材を選んでください。
Q.カバンのお手入れはどうしたらいいの?
就活カバンのお手入れですが特別なお手入れは必要ありません。
汚れたら「乾いた布で拭き取る・薄めた中性洗剤を含ませた布で軽くたたく」といった簡単なものでOKです。
就活では清潔感のある身だしなみが求められますので、カバンの汚れが目立つようであればきちんとお手入れしておきましょう。
Q.インターン時のカバンは、どんなものでもいいの?
インターン時のカバンは服装によって異なります。
スーツで行く場合はビジネスバッグを使用し、私服で行く場合はリュックなどのカジュアルなカバンでも構いません。
インターンでは服装ならともかく、カバンで決定的な評価に繋がることはないため安心してください。
しかし、どうしても気になるようであれば担当の方に相談すると良いでしょう。
まとめ
今回は就活時のカバン選び攻略法について詳しく解説してきました。
就活時に使用するカバンは、黒色などの落ち着いた色でA4サイズが収納でき自立するタイプのカバンが最適です。
また、撥水性や防汚性があればお手入れもしやすく、握りやすいハンドルであれば持ち歩いても疲れにくいというメリットがあります。
就活の場において手ぶらは基本的にNGとなっており「ビジネスマナーがなっていない・志望度が低い」という印象を与えかねません。
今回紹介したことを参考に就活カバンを早めに準備し、企業説明会や面接などの就活に関することだけに集中できるように備えておきましょう。
また、本サイトでは以下の記事のように就活時に役立つ自己分析についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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