はじめに
夏休み・冬休みとは違って春休みは、休みが一番長い期間であることが最大のメリットです。
極めたいことに対して集中できたり色々なことに挑戦できる時間となります。
しかし、いくら自由な時間があるとはいえども遊びすぎたりボーっとしていたりすると、何も得られないまま休みが終わってしまうでしょう。
そうならないためにもこちらの記事では、春休みを充実して過ごすための考え方について伝えていきます。
「何もしなかったな」ということにならないように、大事なポイントをいくつかに分けて見ていきましょう。
目次
大学の春休みが始まる時期・期間
大学生の春休みはいつから始まって、どのくらいの期間があるのでしょうか。
こちらでは春休みが始まる時期と期間について詳しく紹介していきます。
春休みは1月下旬~2月初旬から始まる
大学の春休みは小・中・高校の時のように3月末から始まるのではなく、2月初旬くらいから始まることが多いです。
もちろん通っている大学・人にもよりますが、早ければ1月下旬から始まる学校があります。
冬休みが開けて後期テストが終わると、すぐ春休みに入るということです。
「早く長期で休みが欲しい」と思っている人にとっては、嬉しい出来事と言えるでしょう。
大学の春休みは2か月ほどで長い
大学生の春休みは2月初旬から4月初旬まであるのが一般的です。
小・中・高校生の頃は、およそ2週間程度しか休みがなかったと思いますが、大学では約2か月間とおよそ4倍もの期間になります。
そのため、人生で一番自由に過ごせる期間であると感じている学生も少なくないでしょう。
定年退職後でも時間が自由になりますが、大学生である若いうちは思うように体を動かせます。
大学生が学年別ごとに春休みにすべきこと
1年生
初めて大学の春休みを経験する1年生は、自分が興味のあることや今後に繋がりそうなことに時間を当てていきましょう。
「2,3年生になってからでは遅いのですか?」と疑問に思う学生もいるかもしれませんが、結論を言うとちょっと遅いです。
2,3年生になると就活やインターンに参加することが多くなります。
さらには4年生になると就職に向けた準備や卒業旅行などで自分の時間を作ることが難しくなるのです。
そのため、やりたいことが決まっている人はその業界について勉強をしたり、スキルを高める時間にすべきでしょう。
まだ将来やりたいことがあまり決まっていない人は、旅行や短期留学に行くなどして視野を広げていくことをおすすめします。
2年生
2年生になると、前年時に大学の春休みがどういった感じなのかを把握できているはずです。
しかし、2年生は「去年みたいに遊んでいても大丈夫だろう」と思わないようにしなければいけません。
企業によってはインターンに参加する学生を募集し始めている時期です。
よって、やりたいことが決まっている、いないに関係なく自分の適職を知るためにもインターンには参加すべきと言えます。
大学2年生は20歳なので飲酒が可能になっていますが、羽目を外して飲み会に参加しすぎてはいけません。
飲み会に限らず、ただ騒いだりはしゃいだりするだけの場に参加することを徐々に控えていきましょう。
3年生
大学3年生の春休みは就活を本格的に始め出す時期です。
春休みの途中である3/1から経団連に加盟している企業が説明会を実施したり、広報のサイトが開かれます。
そのため、少しでも早いうちに就職したい業界や求める条件などについて考えておくべきです。
もし就職について熟考した上で思い浮かばない場合は、少しでも興味のある業界・企業の説明会に参加してみましょう。
行ってきた自己分析が自分にとって正しいかを確かめたければ、敢えて興味のない業界の説明会に参加してみるのも一つの方法です。
「やっぱり自分には合っていなかったな」となるのも大きな前進ですし、「意外と自分に向いていた」と気づけるチャンスになるかもしれません。
4年生
大学4年生の春休みは卒業してから就職するまでに与えられた自由な時間と言えます。
社会人になると長期間の休みを取りづらくなってしまうため、卒業旅行に行って思い出を作るようにしましょう。
他には就職先で最初から活躍するためにも必要な資格を取得したりスキルを高めたりしておくことも大事です。
しかし、卒論の提出や単位が足りていない学生は当然そちらを優先しなければいけません。
せっかく良い企業から内定を貰えていても卒業できなければ、就職の話は流れてしまいます。
そうなってしまっては元も子もないので、最後までやるべきことはやると心掛けておきましょう。
大学生が春休みを有意義に過ごす方法
自由な時間を多く確保できる春休みを有意義にするためにはどのように過ごしていけばいいでしょうか?
こちらでは、春休みを無駄にしないために3つに分けて解説していきます。
できる限り多くのことに挑戦する
自由な時間が多くなる春休みには今までにやったことのない分野に対して挑戦することをおすすめします。
これまで訪れたことのない場所に行ってみたり、運転免許を取得したりするなど様々でしょう。
就活をしなければいけない3年生以外の大学生は、自分の知見を広げるためにも色んなものに触れていくべきなのです。
見知らぬ土地に行くまでは言わなくても、初対面の人と話すことも充実した春休みを過ごすために大事な方法の一つと言えます。
少しでも多くの考え・知識を取り入れて自分の人生の可能性を広げていきましょう。
留学やインターンに参加してみる
2か月ほど自由な時間のある春休みを利用して、短期留学やインターンに参加してみるのも良いでしょう。
短期留学なら短くて1週間ほどのタイプもあるため、お金と時間に余裕のある人は複数の国に参加してみるのもおすすめです。
また、インターンについては「1dayインターン」という1日だけ参加できるものから1か月ほどの長期インターンもあります。
すでに就職したい業界が決まっていて、実践を積んでスキルを高めていきたいという人は長期インターンに参加してみると良いでしょう。
短期留学・インターンいずれにしても、経験を積んでおくことで視野を広げて就活を行えるはずです。
やりたいことができるように春休みまでに貯金しておく
大学生は成人したり友達が増えたりすることで、春休みには多くのお金を使います。
もちろん人にもよりますが、多ければ20万円以上の出費があることも珍しくありません。
それほどのお金を使うためには当然稼がなければいけませんが、春休みに入るとアルバイトをする時間を確保することが難しくなります。
そのため、春休みに入る前からコツコツと稼いで貯めていかなければいけないのです。
旅行や買い物をする予定が前もって決まっている人は、「この日までにこれくらいお金がいる」ということを計画立てておきましょう。
長期間の休みでなければできないことをやる
リゾートバイトに参加してみるのもおすすめ
「せっかく時間がたくさんあるならいつもと違う働き方をしたい」という人は、リゾートバイトに参加してみるのもおすすめです。
春休み期間中である2,3月のスキー場なら、まだまだ雪が積もっているため多くの観光客が訪れます。
反対に沖縄をはじめとした南国では、ダイビングショップやホテルスタッフなどの募集も多いです。
仕事内容にもよりますが、リゾートバイトは色んな人と接することができます。
そのため、今まで知らなかった発想を取り入れられるチャンスとなるかもしれません。
従業員を募集している会社はたくさんあるので、気になる人は求人サイトをチェックしてみましょう。
どのように過ごすか計画を練ることが大事
充実した春休みを送るには、前もってどのように過ごすかといった部分を考えておくべきです。
さらにいうと、春休みが終わった頃に自分がどうなっていたいかを想像しておきましょう。
「〇〇の資格を取る」「ベンチプレス100㎏挙げる」など目標が明確であればあるほど尚良しです。
こういった目標が無ければ、いざ春休みに入っても自分が何をすべきなのかが分からなくなります。
「これからはこうなりたい」→「そのためには何が必要か」とゴールからすることを逆算していきましょう。
そうすると後は、目の前のすべきことを順番にやっていくだけなので春休みを無駄に過ごさなくて済みます。
だらだら過ごさないように気を付ける
家に引きこもることが増える春休みですが、人と会ったり身体を動かしたりすることは欠かさないようにすべきです。
友達と過ごす時間も大事にする
長期間の休みがある春休みですが、やることが無いからと言ってダラダラ過ごしてしまわないようにしましょう。
始まった当初は「まだ2か月もある」と感じていても、気づいたら新学年になっていたということはよくあります。
しかし大学生の春休みは長期の自由な時間であり、人生最後になるかもしれない貴重な時間です。
就職して社会人になると「やりたいことがあるので数か月休みをください」とは中々言えません。
映画を見たりゲームをしたりするのもいいですが、その行動が今後の自分にとって意味のあるようにしましょう。
友達との思い出を作るために旅行やバーベキューをしてみるのもおすすめです。
運動する習慣を身につける
勉強したりサークル活動に注力することももちろん大事ですが、健康・体系維持を目的とした運動も取り入れていきましょう。
休み期間中に太ってしまったという人は少なくありません。学校に通学するために歩く機会が減ってしまう背景があるからです。
そのため、ジムに通ったりランニングをするなどして汗を流していくと良いでしょう。
20分ほどだけウォーキングをするだけでも効果はあるので、身体を動かすといった習慣を取り入れることが大事なのです。
サークル活動に積極的に参加する
大学生が春休みといった時間を有意義に過ごすためには、サークル活動に勤しむことも立派な方法です。
大会で優勝することを目指したり、仲間と何か作り上げたりするなど成し遂げたいことに向かって挑戦していきましょう。
もし、良い結果・作品を残せなかったとしても学生時代に経験した貴重な思い出になるはずです。
同じ目標に向かって一緒に頑張ってきた仲間は一生付き合っていける財産にもなります。
そういった経験は就活を行う際にアピールポイントとなるため、努力と仲間の大切さを身をもって実感していきましょう。
新学年に向けた取り組みを行う
これまでに学んできたことの復習をする
新学年を迎えるにあたって授業についていくためには、今年度学んだ内容を復習する時間も設けるべきです。
大学の講義に限ったことではないですが、新学年になるとこれまでの内容を含めた新しい範囲について勉強しなければいけません。
そのため、これまでの内容をきちんと抑えられていないと授業についていけなくなる可能性もあります。
春休みという多大にある時間を利用して1日10分でもいいので、講義の復習に充てるようにしましょう。
その上で余裕のある人については、新学年に備えて予習をしておくと良いです。
いきなり勉強が難しくなるといった可能性もあるため、前もって勉強しておくことで周りに差をつけてスタートを切れるでしょう。
就活に向けての取り組みもしておくとベスト
就職したい業界がある程度固まっている学生は授業の勉強だけでなく、就活の際に有利となる取り組みをしておくことも大事です。
公務員になりたい場合は公務員試験の勉強を、IT系の企業を希望する人はパソコンについてのスキルを高めておきましょう。
資格を取得するための勉強をすることもおすすめです。履歴書に書けたり面接でアピールできるようになります。
また、2,3年生のように就活を本格的に始めなければいけない学生は、自己分析もしておくべきです。
自己分析をしておくと、自分という人間をどうすれば魅力のある人材としてアピールできるかを考えられます。
まとめ
ここまで大学生の春休みの過ごし方について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
他の休みと違って2ヶ月ほどある春休みを充実させるには、多くのことに取り組んでおくことが大事です。
その中で、今後の自分に繋がることをしておくべきと言えます。
こちらの記事を読んで他の学生と色んな面で差をつけていきましょう。
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