インターンシップを始める前の自分

インターンシップを始めたのは大学3年生の冬頃です。

周りの学生が就職活動を始め、自分自身も将来のことを考え始めた時期でした。

私は今までの大学生活を振り返った時に、アルバイトとサークルしかしてこなかったことに気づきました。

そこで志望する企業に入れるのか、やりたいと思うことができるのか、自分の未来に対して不安を覚えたのです。

私は周りの学生と比べて自分に何ができるのかを考えた時、自分の強みがありませんでした。

そのため、自分に自信もありませんでした。

インターンシップを始めたきっかけは？

こんな不安を抱えた中で、将来絶対的に必要とされるような力は何かを考えました。

そしてその力は「営業力」だと思いついたのです。

現状のまま就職活動を行っても志望する会社に就ける訳もなく、何となく就いたところで続けられる自信も意味も感じませんでした。

そこで就職活動を辞めて、大学を1年間休学し、「営業力をつける期間」にしようと思い応募しました。

ひたすらネットで「長期営業インターンシップ」と検索をかけ、4社程応募して2社でインターンシップを始めました。

インターンシップを通じてどんな風に成長したか

インターンシップでは期待していた以上のことを学び、成長することができました。

私は「営業力」と聞くと、言葉巧みに相手をコントロールする力が身につくと想像していました。

実際にそう思う人がほとんどだと思います。

ただ実際に得られたものは会話のスキルだけではなく、一人の人間として人と向き合う力でした。

営業をするとなると一日単位で何十人と会話をし、自分が普段関わらなかったような人とも接することになります。

かつての自分は苦手な人とは関わらないだとか、楽な道しか選んできませんでした。

しかし、営業を学んでいく中では相手の感情や会話の意図を汲み取ることや、自分の弱さや苦手とすることと向き合うことは避けては通れない道です。

それをこなした今では、色々な人と会話をすることが楽しいと感じられるようになりました。

私自身インターンシップを通してたくさん成長したと感じます。

その中でも一番成長できたと思うことは、他人を認める力が身につき自分の弱さと真っ直ぐ向き合えるようになったことです。

成長できた理由・要因は？

私は決して器用な人間ではないです。

会話も苦手なタイプの人間でした。

そのため、入社したばかりの頃はトークの技術も平均以下で、非常に下手くそでした。

ただ営業力をつけて「他の学生と差をつけたい、自分にバリューを持たせたい」このような意志だけは強かったと思います。

その私の意志を「下手くそで不器用だから」という理由で片付けず、真摯に向き合ってくれる上司や先輩がいたからこそ今の自分があります。

私のインターンシップ先はどんなコミュニティよりも、成長意欲がある人間を大切に扱ってくれる環境です。

結果が出なくても、自信がなくても、本気で変わろうとしている人に本気で向き合ってくれるような人が集まっています。

だからこそ私は結果が出ずに伸び悩む時期もありましたが、諦めず続けることができました。

これから挑戦したいこと

これからは成長させて頂いた分、自分が成長させてあげられるような人になることが目標です。

具体的には自分のチームを作って部下を持ち、メンバー全員が成長できてそれを楽しいと感じられるようなチームにすることです。

今までは影響される側の人間でした。

しかしこれからは人の人生に大きな影響を与え、「この人のお陰で人生が変わった」そう言って貰えるようなリーダーになります。

それが私の今後の目標です。

私にとってインターンシップとは

私にとってインターンシップとは、人生のターニングポイントです。

インターンシップでは、今まで気づけなかった弱さや見て見ぬ振りをしていた苦手なことなど、自分自身がどういう人間か本気で向き合うことができます。

そして、それを手助けしてくれる上司や先輩・仲間がいます。

営業のスキルはもちろん、人として成長できる場所です。

就職活動で自分にバリューを持たせたい、今の自分を変えたい、そんな人にはおすすめです。

大学	神田外語大学 外国語学部
学年	4年