はじめに
就職活動の入り口として定着したのがインターンですが、参加する際に髪色や髪型はどうすればいいのか悩みますよね。
ここではインターンに参加するのに適切な髪型について説明していきます。
髪型は誰でも気をつけることができる一方、だからこそ対応していないとマイナスになるポイントです。
適切な髪型を知って安心してインターンに臨めるようにしましょう。
目次
インターンに適切な髪型の基本
インターンに参加するにあたり適切な髪型の基本はただ1つ、清潔感です。
どのような髪型であっても清潔感があれば少しの茶色い髪やパーマも許されるでしょう。
逆にいかに髪型をきっちりした、と思っても全体として清潔感を感じさせない佇まいでは片手落ちになります。
髪型を整えることは比較的容易ですし、見た目の清潔感を大きく改善するために非常に役立ちますので必ず対応しましょう。
インターンで適切な髪型にする重要性
インターンで適切な髪型にすることがなぜ重要なのかを改めて考えてみましょう。
是非「採用する人事の気持ち」を考えてみてください。
マイナスの印象を与えない
髪型を整えることは無用なマイナスポイントを付けられないことに繋がります。
例えば長期のインターンや5daysのインターンに参加したとしましょう。
社員もインターンに一緒に入り込み、共同でワークをすることなどがあります。
あなたなら毎日清潔にして参加する人とぼさぼさの髪で仕事をする人であれば、どちらと仕事をしたいと思うでしょうか。
気持ちよく一緒に仕事ができるのはしっかりと髪を整えてくる人でしょう。
毎朝の髪型のセットはそんなに時間もかからず誰でもできることです。
そんなポイントでマイナスにならないようにしましょう。
周りの就活生に気後れしない
周りのインターン参加者がみな黒髪で整った格好をしているときに、自分だけ茶髪でパーマだったら「これで大丈夫かな?」と不安になるでしょう。
せっかくのインターンの機会にも関わらず、インターンの内容に集中できなくなってしまいます。
自分がインターンに集中し、気後れせずに参加するためにも髪型をある程度インターン用に整えておくことは大切なことです。
インターンで多くの学びを得るためにも適切な髪型に整えていきましょう。
就活本番で不自然な髪にならない
インターンで髪型を整えておくとその後の就活本番までの間に髪型がなじんでくれます。
例えば就活本番直前に髪の毛を黒くするとどうしても黒くなりすぎてしまったり不自然さが残ってしまったりするでしょう。
人事は毎年何百人という学生と面談しているので直前に黒くしたかどうかくらいは大体わかります。
就活本番で「計画的でなく直前にならないとできない人」と思われると損をするのは自分です。
早めに髪を黒髪に染めておくことが就活本番にも役立ちますのでインターンの時点で黒髪に戻しておくことが重要ですね。
男女共に気をつけたいポイント
ここからはインターンに参加するにふさわしい髪型がどのようなものかを解説していきます。
これから髪型を整える人や今の自分の髪型に不安のある人は参考にしてください。まずは男女共通のポイントです。
前髪が目にかからない長さにする
前髪が目にかからないようにしましょう。
前髪が目にかかっていると若干印象が暗く見えてしまうのです。
また目にかかった前髪を頻繁に振り払うことは自身でも面倒でしょうし、見ている方も人によっては不快に感じることがあります。
前髪だけでも人の印象は大きく変わるものですので、横に分けるなり短くするなりして前髪が目にかからないように心がけましょう。
基本的には黒髪が無難
基本的にはどのインターンも黒髪で参加するのが無難です。
インターンは就業体験ですから就業できる髪型で臨む必要があります。
社員の方々を目にしたときに基本的に黒髪の人が多いことでしょう。
社会人としての正しい振舞い方を学ぶという意味でもインターンは黒髪で参加するべきと考えられます。
会社によってドレスコードの差はありますので控えめな茶色も認められている場合がありますが、黒髪が間違いはないです。
パーマがきついのはNG
基本的にはパーマはかけていないほうが望ましいです。
清潔感があれば緩やかなパーマは許容される場合もありますが、会社のカルチャーや考え方次第になります。
いずれにしてもきついパーマはNGとなる可能性が非常に高いので避けましょう。
男性が気をつけたいポイント
次はインターンにおける男性の適切な髪型についてポイントを押さえながら説明をします。
社会人と学生では気にする箇所が若干異なるので是非社会人ならどんなところを気にするか、を参考にしてください。
基本的におでこを出す
男性の場合は基本的におでこを出してください。
ビジネスパーソンでおでこを出していると相手から信頼されやすいという統計もあるくらいです。
前髪を分けておでこを出すことが基本のスタイルであると認識しましょう。
また、前髪が過度にそろっていると幼く見えてしまいますので、基本は分けておでこを出す方が無難となります。
襟足や耳はすっきりする
耳周りの髪や襟足が変に長いのもNGです。耳は全て出るようにします。
襟足は刈り上げる必要はありませんが適度に短くしておくといいでしょう。
耳周りの髪や襟足が長いと幼く見え、頼りなさそうに見えてしまいますので印象は良くないです。
耳周りや襟足は学生からするとあまり気にしないところでしょうが、社会人は割と気になるところですので気をつけてください。
ワックスやジェルはつけすぎない
ワックスやジェルがつきすぎているとかえって汚く見えてしまうことがあります。
あまりに不自然な髪型はかえって印象が悪くなりますので、適度な量を心がけましょう。
ワックスの種類やジェルによっては白くなってしまうこともあり、清潔感を損なうことがありますので気をつけてください。
女性が気をつけたいポイント
次はインターンにおける女性の適切な髪型について、気をつけるべきポイントを見ていきましょう。
お辞儀した時に崩れないようにする
基本的に髪の毛はピンやゴムなどでしっかりととめ、お辞儀をするときでも髪が崩れないようにすることが望ましいです。
1日インターンに参加しているとどうしても髪が崩れてきてしまいます。
簡単に髪が乱れてしまうと何回も直さないといけなくなりインターンへの集中力が散漫となってしまいますよね。
できる限り崩れないように整えてください。
輪郭がはっきりするように
できるだけ髪を結ぶなりして輪郭が見えるようにしましょう。
男性のおでこを出すのと同様で、女性のビジネスパーソンも輪郭の見える見えないだけでも信頼性が変わるという統計もあります。
過度に意識する必要はありませんが、なるべく髪を後ろに束ねて輪郭が見えた方が無難であると認識しましょう。
控えめなピンやゴムを使用する
髪を結ぶ際や前髪を固定するのにピンやゴムを使用しますよね。
過度にファッション性のあるものは職場にふさわしくないと考えられますので避けるようにしましょう。
色も紺色や黒色系の目立たない色が無難です。
自分の好きな色を付けていきたい場合はインターンの様子を見ながら問題なさそうかどうかを判断したほうがいいでしょう。
インターンの種類別に見る髪型の注意点
インターンと一言で言ってもインターンの期間の長さや業界によってふさわしい髪型は大きく変わります。
ここからは業界毎にどれだけ髪型を気にしないといけないか、期間の長さによって髪型の注意点がどう変わるかを見ていきましょう。
インターンに参加する業界別に見る髪型の注意点
まずはインターンに参加する業界別で考える髪型の注意点について見ていきましょう。
業界によって考え方もカルチャーも大きく異なります。
自分の受ける業界がどのくらい髪型に厳しいのかを想定しながら自分の髪型をどうするか決めてください。
髪型に厳しい業界
一般的には古い歴史のある会社のほうが髪型には厳しい傾向があります。
また銀行や証券、保険などの金融業界は髪型に最も気をつけていった方がいいでしょう。
あとは事前の会社の情報で体育会系と言われるような企業や老舗といわれるようなメーカーも基本的には髪型に厳しいと考えてください。
このあたりの業界のインターンに参加する人は常にカチッとした髪型を意識しましょう。
髪型をあまり気にしない業界
比較的髪型に寛容な業界としてはアパレル関連やインターネット関連のウェブ制作のような業界です。
アパレル関係であればファッションに興味があることがわかるほうがいい場合もあります。
ウェブ制作もセンスのあるデザインを作るなどが必要ですので髪型をそこまで気にしません。
髪型に対して厳しい、厳しくないを判断するにはその会社のホームページに掲載されている社員の髪型を見るようにしましょう。
人事は自分の会社の代表として学生の前に出す社員を厳選します。
その社員がどのような髪型なのかを見ることによってその会社がどの程度社員の髪型に対して厳しいのかを想定することができるでしょう。
個性的な髪型を好む業界
クリエイティブな発想が必要な業界については髪型について不問とする傾向があります。
広告の企画をするようなインターンやクリエイティブ性を大切にしているような企業についてはあまり気をつける必要はありません。
むしろ黒髪でびしっとしてしまうと「型にはまった学生」と見られてしまいマイナスの影響になる可能性すらあるのです。
クリエイティブ系は若干特殊なのでインターンに参加する際は注意してください。
インターン期間別に見る髪型の注意点
次にインターンの期間の違いにおける髪型の注意点について見ていきましょう。
インターンは期間の長さによって人事の目的が大きく異なります。
人事がインターンに何を求めているか考えつつ適切な髪型を考えましょう。
1dayインターン
1dayインターンに参加する場合、大手企業を受けているのであればあまり髪型に気をつける必要はありません。
参加者も多いので企業側の人間も個別に学生のイメージを覚えていられないためです。
中堅中小企業で参加者30名程度の1dayインターンであれば少し気をつけておいた方がいいかもしれません。
大手企業の1dayインターンの目的は名簿集めであり個別の学生を見ているわけではないので、そこまで緊張しなくとも大丈夫です。
2~5daysインターン
2~5daysのインターンに参加する場合は実質選考ととらえてその会社を受けるにふさわしい髪型をしていくことがおすすめです。
2~5daysあれば学生の行動特性や人間性についてもある程度見ることができます。
ここでは企業の人事に選考の目で見られていることがほとんどですのできっちりと髪型に注意していきましょう。
長期インターン
長期インターンの一番のメリットはカルチャーフィットを確認できることです。
社員が一緒に働いていて違和感のない髪型であれば問題ないでしょう。
1dayや2~5daysに比べると就活色も強くないため、あまりこだわりすぎる必要はありません。
インターン先の文化に従いましょう。
男女別髪型チェックシート
ここまで様々なケースにおけるふさわしい髪型を見てきました。
最後に、特に1dayや2~5daysインターンのある程度しっかりとした髪型が求められる場合のチェックシートを提示しておきます。
このチェックシートで自身の髪型が清潔感のあるものかどうか、インターン参加前に確認してみてくださいね。
男性編
男性の髪型チェックシートは以下の通りです。
No | チェック項目 |
1 | ぱっと見で清潔感があるか |
2 | 前髪は横に分けられているか |
3 | 前髪が目にかかっていないか |
4 | おでこ・耳は出ているか |
5 | 襟足が長くないか |
6 | 色は全体が黒く見えるか |
7 | 色は黒すぎないか |
8 | 自然な髪に見えるか |
9 | 整髪料は適切についているか |
10 | 寝ぐせが残っていないか |
女性編
女性の髪型チェックシートは以下の通りです。
No | チェック項目 |
1 | ぱっと見で清潔感があるか |
2 | 前髪は目にかかっていないか |
3 | 色は全体として黒く見えるか |
4 | 色は黒すぎないか |
5 | ピンやゴムは派手すぎないか |
6 | 輪郭が見えるか |
7 | 自然な髪に見えるか |
8 | 寝ぐせはついていないか |
9 | ぼさぼさにならずまとまっているか |
10 | お辞儀をした際に髪型が崩れないか |
まとめ
今回はインターンに適切な髪型について見てきました。
インターンの期間や業界によっても傾向が異なるので答えは一つではありません。
例外を除けば基本的には黒髪で清潔感のあるすっきりした髪型であることが無難です。
ホームページの社員紹介の写真を見るなどしてその企業の雰囲気をつかむようにしましょう。
人は見た目が9割という本もあります。髪型は誰でもきれいにできるものです。
逆に誰でもできることすらやらない、となると企業側に悪い印象を持たれてしまう可能性もあります。
減点にならないように注意しましょう。
その他にも様々なインターンに関する情報がありますので、そちらも是非ご覧ください。
それではインターンで素敵な実りある体験をしてくださいね。
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