はじめに

「大学生って暇だな、何して過ごしたらいいのかな…」と悩んでいませんか?

時間がたくさんあると何をしたらいいのかわからなくなり「もっと有意義に過ごさないと」と焦ってしまうこともありますよね。

そこでこの記事では、大学生が暇な時間を有効活用する5つの方法を紹介していきます。

お金のかからない方法や意識すべきことなども紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

大学生が暇な理由

大学生,暇

そもそも大学生はどうして暇なのでしょうか?

大学では時間割を自分で決められるため、簡単に単位が取れるものばかりを選んだり休日を作ったりできるからです。

達成したい目標がとくにない場合には、できるだけ楽に過ごすことを目指しがちになって暇な時間を自分から作ってしまいます。

学費を自分で支払わなければならない人や、サークル活動に情熱をもって取り組んでいる人は大学生でも忙しいものです。

彼らは「学費を稼ぐ」「サークルに打ち込んで成果を出す」といった明確な目標があり、そのために時間を使っています。

逆に言うと、目標さえ見つかればあなたも時間の使い道がおのずと見えてくるのです。

まずは目標を見つけるために時間を使っていきましょう。

大学生が暇な時間を使う際に意識すること

大学生,暇

大学生が暇な時間を使う際には将来に役立つことを目標にするのがおすすめです。

大学生の大きなイベントとして就活がありますが、就活をする前の段階で何を経験するかによっても就活の結果に響きます。

多くの経験があれば学生時代に頑張ったこととしてたくさんのエピソードを用意でき、さまざまな企業に対してよいアピールができるでしょう。

暇な時間の過ごし方を考えた時、何も思いつかないと「ネットサーフィンでもしようかな」などとだらける方向に考えが向きやすいです。

将来のことを考えるのは少し大変なものですが、時間を有意義に使いたい場合にはぜひ意識していきましょう。

とは言え、将来に役立つことだけをやるのは大変ですし、正直つまらないと感じるかもしれません。

そのためあなた自身が楽しめてなおかつ、将来につながるものを見つけることが重要です。

たくさんの価値観に触れていろんなことに挑戦し、あなたが楽しめるものや将来につながりそうなものを見つけていきましょう。

この記事ではいくつか候補を紹介していきますので「これなら楽しめるかも」「ちょっとやってみたいな」と感じるものを見つけてみてくださいね。

大学生におすすめな5つの時間の有効活用方法

大学生,暇

目標を探すといっても何をしたらいいかわからず戸惑ってしまいますよね。

そこで大学生におすすめな時間の有効活用方法を5つ紹介するので、できそうなものから取り組んでみてください。

  1. お金を稼ぐ
  2. 資格取得
  3. 読書
  4. 旅行
  5. いろんな人に会いに行く

「絶対これをやるべきだ!」といった強い意志がなくても大丈夫です。

「なんとなくやってみようかな」という気持ちがあればとにかくやってみましょう。

実際にやってみると「自分は意外とこういうのが好きなんだな」「もっとこういうことがしてみたい」などと気付きが得られるからです。

やりたいことはその都度変わっていくものなので、あまり重たく考えず気になるものからやってみてくださいね。

①お金を稼ぐ

やりたいことが見つからないのであれば、まずはお金を稼いでおくのがおすすめでしょう。

やりたいことが見つかった時にすぐ動ける状態を作れるからです。

お金を稼ぐと聞くとアルバイトを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、インターネットを活用して自分で稼ぐなどの選択肢もあります。

自分で稼げるスキルを身につけておけば就活でも有利になるでしょう。

そのほかインターンシップへの参加もおすすめです。

インターンではお金を稼ぎながら社会経験ができます。

やりたいことが見つかった時のための資金を作りつつ自分に向いている仕事探しも進むのです。

インターンについては以下の記事で解説しているので「インターンって何?」「どんなメリットがあるの?」と思った方は参考にしてみてくださいね。

インターンとは

②資格取得

大学生,暇

資格取得に時間を使ってみるのもよいでしょう。

資格の勉強は数ヶ月〜数年かかるものですので、自由な時間のある大学生のうちに取得しておく方があとあと楽になりますよ。

とくに運転免許の取得がおすすめです。

運転免許は身分証明書にもなりますし、もっていることで行動範囲や仕事の幅が広がります。

そのほかの資格については「目指したいものもないし取っても仕方ない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし資格の勉強をしたことによって興味が湧き、目指したい職業が決まることもあります。順番はどちらでもよいのです。

何を勉強したらいいかわからない場合には本屋に行っていろんな資格の参考書を見てみましょう。

「これなら自分にも解けそう」「この問題考えるの楽しいかも」などと感じた資格の勉強をするのです。

興味をもつためにはまずそれがどんなものなのかを知る必要があります。

興味がないからといって何もしないと、やりたいことも見つからずに時間だけが過ぎてしまうでしょう。

やりたいことを見つけたい人や、将来に役立つことをしたい人は資格取得に時間を使ってみてくださいね。

就活に役立つ資格については以下の記事で紹介しているので気になる方はこちらも読んでみましょう。

【文理別!大学生おすすめ資格ランキング】そもそも取るべき?資格の勉強法や就活で有利になる理由まで解説

③読書

読書でさまざまな知識や世界観に触れてみるのもおすすめです。

視野が広がるため、自分がやりたいことや価値観なども見つけやすくなりますよ。

お金をかけずに読書したい場合には大学の図書館を活用しましょう。

最新の本はないかもしれませんが、そのかわりに長く愛されるよい本がたくさんあります。

社会人になると図書館が身近にあることは少なく、ほとんどの場合にはわざわざ時間をとって行かなければいけません。

ほぼ毎日通う学校に図書館がある大学生のうちに、ぜひ読書に取り組んでみてくださいね。

そのほか新品を購入して読み終わったらフリマアプリで販売したり、Kindleという電子書籍サービスを活用したりする方法もあります。

Amazonプライム会員になれば、月250円でKindleにある一部の電子書籍が読み放題になるのでコストパフォーマンスがよいですよ。

そのほか音楽・動画配信サービスの利用もできるので息抜きにも重宝するでしょう。

工夫しながら読書をして自分の視野を広げ、やりたいことを見つけてみてくださいね。

読書以外で自分のやりたいことを見つける方法については、以下の記事で紹介しているので興味があれば読んでみることをおすすめします。

やりたいことが見つからない,仕事

④旅行

大学生,暇

暇な時間を使ってさまざまな場所へ旅行するのもよいでしょう。

社会人になると長期休みを取れたとしても1週間ほどですので、遠出をしたり長期間旅行をしたりするなら大学生のうちに経験しておきたいものです。

「旅行は将来につながらないのでは?」と思う方もいるかもしれませんがそんなことはありません。

いろんな場所に行くことで「こういうところに住みたいな」と感じたり、自分が取り組みたい社会問題を見つけたりすることもあるからです。

またひとり旅なら計画を立てて実行する力が身につきますし、友人と行けばよい思い出ができるでしょう。

旅行のエピソードは就活面接の受け答えに使えることもありますので十分に将来に活かせます。

行ってみたい場所がある人はぜひ挑戦してみてくださいね。

通っている大学にもよりますが新幹線などの交通費に学割が使える場合もあります。

旅行費用を安く抑えられますのでぜひ活用しましょう。

学割が利用できないか学校のサポートセンターなどで聞いてみてくださいね。

⑤いろんな人に会いに行く

自分のやりたいことが見つからないのであれば、いろんな人に会いに行って話を聞いてみるとよいでしょう。

直接会って話を聞けばネットで情報を得るよりも、いろんな生き方があることをより強く実感できるからです。

「誰に会いに行けばいいの?」と思う方は、まずは大学のOB/OGを訪問してみましょう。

同じ大学を出ている先輩なら、まったくつながりのない人に会いに行くよりハードルが低いです。

「就活や将来に活かしたい」という思いを伝えることで「後輩のためなら」と応じてもらえます。

「学歴の近い先輩がやっていることなら自分にもできるかも」と感じ、行動のモチベーションも生まれやすいでしょう。

社会人として働いている先輩の話を聞くことは就活にも役立ちますよ。

OB/OG訪問については以下の記事で解説しているので興味があれば読んでみてくださいね。

OBOG訪問

大学生でもすぐにできるお金がかからないこと

大学生,暇

前章までで時間を有効活用する方法を紹介しました。

しかし、実際にやろうとするとお金がかかるものもあるため「自分にはできないかも」などと感じることもあるでしょう。

そこでこの章では、お金をなるべくかけずにできる時間の使い方について紹介していきます。

  1. 友達や先生と話す
  2. 動画配信サービスを使う
  3. 運動する
  4. ボランティア活動をする

①友達や先生と話す

友達と先生とたくさん話してみましょう。

社会人になるとセミナーや交流会に参加するなど、お金を払わないと人との出会いを見つけるのも難しくなるからです。

大学は気兼ねなく人と話せる機会のある場所なので今のうちにどんどん活用しましょう。

サークルに入って親密な仲間を作るのもおすすめですよ。

サークル選びのポイントや友人関係を広げるコツについては以下の記事を参考にしてみてください。

大学生,サークル

②動画配信サービスを使う

大学生,暇

動画配信サービスを使ってお得に映画やドラマを楽しむのもよいでしょう。

サービスの利用は有料ですが、すでに紹介したAmazonプライムのように月数百円で使えるサービスもあります。

洋画を見て英語の勉強をしてもよいですし、いろんな動画を見る中で「これやってみたいな」と感じるシーンを見つけるかもしれません。

流行りのドラマなどを知っておけば会話のネタにもなりますのでぜひ活用してみてください。

③運動する

運動をして体力をつけておくのもよいでしょう。

体力がある人とない人とでは物事に対するモチベーションがかなり異なるからです。

たとえば、長時間の移動が必要な旅行などは体力がないと抵抗感をもってしまいます。

自分の興味範囲や行動範囲を広げるためにも運動して体力をつけてみてください。

大学では体育の授業がないこともあるので運動不足になる人も多いです。

若いうちはすぐに病気になることは少ないですが、将来の健康維持のためにも今のうちから運動習慣をつけておくと歳を取ってから後悔せずに済みますよ。

YouTubeなどの無料動画サービスでも、家でできるエクササイズを紹介している動画がありますのでこちらも活用してみましょう。

④ボランティア活動をする

大学生,暇

やりたいことが見つからないなら、ボランティア活動で困っている人のサポートをしてみてはいかがでしょうか。

社会問題の一端に触れることもできるので「社会に対して自分には何ができるのか?」と考えるよい機会にもなりますよ。

社会人の方と関わる機会も生まれて社会経験もできるでしょう。

いろんな社会問題に触れる中で「これを解決したい」と強く思ったり、「自分でも役に立てるんだ」と気付いたりすることもあります。

やりたい仕事が見つかる、印象的なエピソードができるなど就活に役立つこともあるはずです。

また、ボランティアによっては報酬が出るケースもあります。

アルバイトなどと比べると小さな報酬ですが、交通費などを賄えるのでお金がなくても取り組めるでしょう。

大学生からやっておくと社会に出てから役立つこと

大学生,暇

就活に役立つ時間の使い方を軸にお金がかからないことを紹介しました。

しかし「就活と聞くとハードルが高く感じる」「でも将来に役立つことはしたいな」という人もいるでしょう。

こういった方は以下2つに取り組んでみることをおすすめします。

  1. お金の勉強をする
  2. 家事に慣れる

①お金の勉強をする

私たちが暮らしていく中ではお金が欠かせませんが、学校の授業でお金について学べる機会は少ないです。

しかし日本社会においては申請主義が根強く、自分から申し出ないと給付金などを受け取れないといった状況に陥ることも少なくありません。

あなた自身が損をしないためにも家族や身の回りの友人を守るためにも、お金の勉強をしておくことはとても重要なのです。

「何から勉強したらいいの?」と感じた人は社会保障や税金の仕組みから始めてみましょう。

日本社会においてお金がどう動いているのかが見えてくると自分自身のお金の使い方も変わってきます。

また老後の経済的不安を感じる方は、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)といったものを調べるのがおすすめです。

つみたてNISAやiDeCoは国が薦める投資方法で、安全性が高いですし税金が優遇されるというメリットもあります。

それぞれ公式サイトがありますので、興味があればネットで調べるところから始めてみましょう。

②家事に慣れる

実家を出て一人暮らしをするようになると家事も一通り自分で行う必要があります。

新社会人になって新しい仕事をこなしつつ一人暮らしを始めて、慣れていない家事をやるのはかなり大変です。

学生のうちから少しずつ家事に慣れておくと実家を出た時に困らずに済みます。

家事をやると家族にも貢献できますし会話の機会も増えていくでしょう。

一石二鳥ですし今からすぐに始められるものなのでぜひやってみてくださいね。

大学生がやりがちな後悔する時間の使い方

大学生,暇

ここまで大学生におすすめな時間の使い方を紹介しました。

この章ではやってしまうと後悔する時間の使い方を紹介します。

やりたいことがとくにない人は、後悔する時間の使い方を避けることから始めてみましょう。

  1. アルバイトに明け暮れる
  2. ダラダラ過ごす
  3. 飲み会ばかりしている

①アルバイトに明け暮れる

アルバイトばかりをするのは後悔する可能性があるので注意しましょう。

この記事でもお金を稼ぐことを勧めていますが、そればかりになるのは問題です。

働くことは社会人になってからいくらでもできます。

この記事でお金を稼ぐことを勧めている理由は、やりたいことをやれる状況が手に入るからです。

ある程度のお金が貯まったら、読書なり旅行なりに使ってみて自分のやりたいことを探してみてください。

暇な時間がなくなっても、やりたいことややるべきことができていなければ意味がありません。

「暇な時間をなんとかしなきゃ」という焦りからアルバイトに没頭する人が多いので注意しましょう。

またアルバイトを将来に活かしていきたいなら、いろんな仕事を経験するようにしてみてください。

たくさんの仕事をこなせば業界についての理解も深まりますし人脈もできますよ。

②ダラダラ過ごす

大学生,暇

SNSやスマホゲーム、目的のないネットサーフィンなどでダラダラ過ごすのは避けましょう。

余暇時間も必要ですが、あまりに多すぎると社会人になって忙しくなった際に「あの時もっと…」と後悔する原因になります。

なにも生涯をかけて取り組むことを見つけなくてもよいのです。

少しでも興味をもてる、あるいは「別にやるのは苦痛じゃないな」というものがあれば気軽に取り組んでみましょう。

行動する中で自分の好みなどがわかり、やりたいことが見つかっていきますよ。

③飲み会ばかりしている

仲間との交流をもつことはよいですが、仲間づくりと称して飲み会ばかりするのはあまり好ましくありません。

お酒の飲み過ぎは健康にも悪く、お酒の入った状態で真剣な話はしづらいからです。

飲み会ばかりしているとお酒がないと本音が言えなくなってしまうこともあります。

こういった状況に陥ると、人と深い関係を築きにくくなってしまうでしょう。

仲間との交流だと思っていても実際には人間関係の構築に害をなす可能性もあるのです。

お酒抜きで話す場を設けたり、いろんな人と会って話をしたりなどの工夫をしていきましょう。

「どれもピンとこない」なら自己分析から始めよう

大学生,暇

ここまで大学生におすすめな時間の使い方を紹介しましたが「どれもピンとこない」という方もいるかもしれません。

自分がどういう価値観をもっているのかがわからないと、何をするにも動機が薄く「なんとなくもやもやする」といういった状態になります。

こういった状態ではやりたいことがなかなか見つからず時間の使い方を決めるのが難しいです。

自己分析を行なって自分への理解を深めることから始めてみましょう。

自己分析をすれば暇な時間を何に使いたいのかもわかるようになりますし就活にも役立ちますよ。

自己分析のやり方については以下の記事を参考にしてみてください。

【就活における自己分析の目的とは】なぜ就活の1番始めに自己分析をするべきなのか?始める時期や自己分析のメリットまで解説!

また、「いつも人に流されてばかり」「なんとなく決めてしまうのがいやだ」「自分で決められるようになりたい」という人もいるかもしれません。

そのような人は自分軸をもつことを心がけましょう。

自分軸については以下の記事で解説していますので興味があれば読んでみてくださいね。

自分軸

まとめ

大学生,暇

暇だと感じている大学生におすすめな時間の使い方を紹介しました。

あまり実感はないかもしれませんが、社会人になってからは時間を確保することが難しくなります。

今の時間はとても貴重ですので、記事で紹介したものの中から1番興味をもてるものを実践することから始めてみてください。

なお、「ダラダラ過ごしている自分が嫌」「もっと行動できる自分でいたい」「理想と違いすぎてつらい」と感じる方は以下の記事がおすすめです。

理想と現実のギャップを埋めていく方法を紹介しています。

この考え方はテスト勉強でも就活でも役立ちますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

理想の自分
この記事を書いた人あっしー