はじめに
冬休みは夏休み・春休みに比べると期間が短く、気がつけば休みが終わってたということがあります。
しかし、冬休みに入ってから何をするのかと考えてどう行動に移していこうかと考えていると、時間が足りなくなってしまうでしょう。
そうならないためにもこちらの記事では、冬休みの期間や有意義に過ごすためのポイントなどについて紹介していきます。
最後まで読んで充実した冬休みを送れるようにしていきましょう。
目次
大学生の冬休みが始まる時期・期間
大学の冬休みは大体どのくらいから始まるのでしょうか。
以下では冬休みの期間と併せて紹介していきます。
冬休みが始まる時期
大学生の冬休みはほとんどの場合、12月末から始まることが多いです。
春休みとは違って小・中・高校生の時と大体同じ時期から休みに入ります。
もちろん通っている大学・学部によって冬休みが始まる時期は異なるので、きちんと確認しておかなければいけません。
また、大学の地域によっても違う場合もあるため「他の大学がこの日から始まるからうちの大学も同じ」と思わないように注意しましょう。
冬休みの期間はどれくらい?
多くの大学では冬休みの期間は約2週間程となっています。期間についても始まる時期と同じく今までの学生時代と変わりません。
そのため、夏休み・春休みのように1か月以上休みがあるわけではないので、短すぎると感じる学生もいるでしょう。
しかし、冬休み後にはすぐに長い春休みが訪れるため上手く気持ちを切り替えるべきです。
冬休みだけ他の休みより短い理由
上記でも伝えたとおり、冬休みは春休み・夏休みとは違って期間が短いのが特徴です。
冬休みが終わってから約1ヶ月後に春休みと考えると、この時期は大学の年度末の期間と言えます。
休みが明けるとすぐに後期試験があり、4年生の場合は卒論の提出期限に迫られている学生も少なくないです。
そのため、この時期は本来なら授業数をできるだけ減らしたくないといった背景があります。
しかし、12月末から1週間ほどはクリスマス・大晦日・正月と行事が固まっているので、休みを設なければいけません。
このような理由から冬休みといった形で休みは設けられるものの期間が短くなっているのです。
大学生が冬休みを有意義に過ごすポイント
2週間ほど自由に時間を使える冬休みを有意義に過ごすためにはどのような取り組みをしていけばよいでしょうか。
こちらでは以下の3点に分けて解説していきます。
- 生活リズムを崩さない
- 勉強時間に充てる
- 体調管理を徹底する
生活リズムを崩さない
休みが長期間あると次の日に早起きする必要が無いため、昼夜が逆転して生活リズムが乱れやすくなります。
1,2日だけならともかく、そんな生活が何日も続くと夜寝て朝起きる本来のリズムに戻すことが難しいです。
そうならないためにも普段の就寝・起床時間をあまり変えずに冬休みを過ごすことを心掛けていきましょう。
それでも続けることが難しい場合は、起きてから散歩や体操をするなどして自分の中でルーティーンを作るのもおすすめです。
勉強時間に充てる
およそ2週間ほどある冬休みを使って勉強時間に充てるのも時間を有意義に過ごすための方法です。
冬休みが終わるとすぐにテストが始まる学生もいると思うので、当然勉強をしておかなければいけません。
かといって、そこまで根を詰めて取り組まなくても大丈夫です。1日20~30分勉強しておくだけでも効果は出るでしょう。
直前になってから焦らなくていいため気持ちにも余裕が生まれます。
また、就職したい業界が決まっていたり以前から勉強したいと思っていたものがあったりすれば、資格取得の勉強に取り組むのも良いでしょう。
就職して社会人になってからは勉強時間を確保することが中々難しくなってしまいます。
そのため、大学の冬休みという時間を取りやすいタイミングで資格・検定を取得しておくべきです。
体調管理を徹底する
冬休みに限ったことではないですが、体調管理はしっかりと行っておきましょう。
冬はインフルエンザだけでなく、寒さによって体調を崩しやすくなる時期です。
かつ、忘年会・新年会などで多くの人が集まるところに顔を出すことが増えると思うので、なおさら注意しなければいけません。
そのため、昔から言い伝えられていることですが、家だけでなく外でもこまめに手洗いうがいを行いましょう。
さらには、アルコール除菌で病原菌を消毒しておくことも有効な手段の一つです。
新しい年に向けて目標を立てる
新年を迎える際には、来年やりたいことをしっかりと考えておくことが大事です。
何も考えずに年を越してしまうと自分が何をすればいいか分からずに、その1年をダラダラと過ごしてしまうかもしれません。
まずは自分の理想像を想像して、そのためには何をすべきなのかを考えるとやるべきことが明確になります。
「外資系の企業に就職したいから英語を1日10分は勉強する」「痩せるために毎日3㎞走る」など何でもいいです。
その上でいつまでにその目標を達成するかといったところについても、計画立てておくと良いでしょう。
冬休みの過ごし方を学年別に紹介
冬休みの過ごし方は学年によって違いがあります。以下ではそれぞれの学年ごとに、何をしていくべきなのかといった部分について解説していくので見ていきましょう。
1年生
大学生活で初めての冬休みを迎える1年生は、今の自分が一番やってみたいことに励むことをおすすめします。
授業についていくためにこれまで学んできた内容を勉強することも、冬休みを有意義に過ごす方法の一つです。
不得意なことに対して努力してきたといった経験は、就活の際にも大きなアピールポイントとなります。
また、サークルに所属している学生であれば活動に力を入れて、仲間との絆を深めていくのも大事です。
社会人になると集団での生活が求められるので、集団で目標に向かってきたといった経験は将来の役に立つでしょう。
2年生
大学1年生と2年生までにたくさん遊んできた学生は少なくないと思いますが、大学2年生の冬休み頃からは就活を意識していきましょう。
この時期から就活に向けた取り組みを行っていると、他の学生よりもリードしておくことが可能です。
もちろん大学2年生の冬休みという早い時期から就活を始めなくても、企業に就職することはできます。
しかし「絶対この企業に入る」というような目標を持っていれば、早めに行動しておくことは重要です。
就職したい業界によって異なりますが、インターンに参加したり自分で何か創作してみたりしましょう。
創作活動を行い自分で何かを生み出したことがあれば、他の就活生と差別化を図りやすいです。
3年生
大学3年生の冬休みは、本格的に就活に取り組まなければいけない時期です。
とは言っても後期の期末考査は1月下旬ごろに行われるため、その対策にも取り組んでおかなければいけません。
そのため、3年生の冬休みの過ごし方としてはやるべきことに優先順位をつけていくことをおすすめします。
クリスマス・年末年始とイベントが多いこともあり、ある程度遊びの時間を作るのも大事です。
しかし、就活に失敗しないためにはインターンに参加するなどして、後悔しないようにしていきましょう。
4年生
大学3年生までにコツコツと単位を取得してきて内定も貰っている人であれば、多くの時間を作れるようになります。
そんな学生であれば、社会人になるまでにやり残したことを少なくするために、今しかできない経験を積んでおくべきです。
大学生活最後の課題となる卒論の内容に凝ってみるのも今後に生きる行動となるでしょう。
世に出てから直接的に役立つのかは分かりませんが、リサーチして自分の考察をまとめることは探求心の向上に繋がるはずです。
他にも自立心を養うために見知らぬ土地へ一人旅に出ることもおすすめです。
社会人は企業という集団生活を過ごしますが、一人で物事を解決しないといけない場面が幾度となく出てきます。
何をするにしても、社会人になると学生時代のように自由な時間を作りづらくなるため、後悔しないようにしましょう。
正月太りしないようにするには?
新年の目標に向けて行動していくためには、体形維持を含めた体調管理が大事になってきます。
その一つとして気を付けなければいけないのが、正月太りです。
ここからは体形が変わりやすくなってしまうお正月の過ごし方、太らないための方法について紹介します。
そもそも正月に太る原因は?
正月太りが起こってしまう原因としては、忘年会・新年会など飲食をする機会が増える点にあります。
こういった集まりでは、豪勢な食べ物だけでなくお酒・スイーツ・お菓子などを食することも多いです。
かつ、外が寒いことで運動を控えてしまうため、適度に節制していかなければ太ってしまいます。
また、気温の低さも太りやすくなる原因の一つです。
人間の身体というのは寒いほど皮下脂肪を蓄えて体温を維持する働きが活発になります。
そのため、カロリーを燃焼しづらくなって脂肪がどんどん体に蓄積されていくのです。
太らないようにする方法
冬休みの間に太らないようにするためには、食べる量・モノについて注意しましょう。
おせち料理なら黒豆や数の子などカロリーの低い食品が多いので、少々多めに食べても問題ありません。
しかし、実家に帰省していたり飲み会に連日参加したりすると、高カロリーの物を多く食べ過ぎないように気を付ける必要があります。
食べ物以外にもお酒を飲める人は、糖分が低い焼酎を飲むといった工夫をすべきです。
まだ代謝の良い大学生なのでほどほどにしておくとそこまで太りませんが、体形を維持するためには自分の中でルールを作っておきましょう。
短期間の冬休みでも留学・インターンを行っている
2週間ほどしか休みが無い冬休みでも留学やインターンは募集しているのでしょうか。
こちらでは留学ならどのくらい費用が掛かり、インターンなら開催している日数などについて紹介します。
冬休みの留学
冬休みに留学するなら休学する必要が無く、勉強をする時間が足りず授業についていけないなどといった影響を受けません。
訪れる時期が時期なので、クリスマス・カウントダウンなど海外の冬のイベントに触れることができます。
冬休みの留学プランが組んでくれることが多い語学学校・エージェントなどを利用しましょう。
留学先だけでなく行程などの予定も考えてくれているため、簡単に留学の計画を練ることができます。
プランの組み方や訪れる国によっては5万円ほどで参加できることも少なくないです。
冬休みに実施しているインターン
インターンについても冬休みに実施している企業は多いです。
企業によってはインターンに参加することが選考を受けるための第一条件となっていることもあります。
3年生ならもちろん、2年生でも参加できる場合があるので、後に応募する、しないは別にして積極的に参加していきましょう。
そうすると就活の時に応募する企業を増やすことができます。
参加しようとしている学生は、冬休みの短期インターンの日程をはじめとした情報を早めにチェックしておくべきです。
ゆっくり休むことも大事
普段は学業・アルバイト・サークル活動などで活発的に動いている人は、冬休みを使ってゆっくり休むことも頭に入れておきましょう。
冬休みの2週間ほどで何か頑張ることも大切ですが、時には休息を取ることで新年に向けたリフレッシュができます。
地元を離れて大学の近くに下宿している学生であれば、実家に帰省して家族に顔を出すことも大事です。
ただし、冬休みの約2週間をダラダラ過ごしすぎないように気を付けておかなければいけません。
何もしない生活を送っていると、新学期が始まった時にリズムを戻すのが難しくなってしまいます。
そのリズムを戻すのにも時間がかかるため、新年を気持ちよく迎えるためにも注意しておきましょう。
まとめ
今回こちらの記事では大学生の冬休みについて、期間や有意義に過ごすための方法などを解説してきました。
休みは2週間ほどしかありませんが、この期間をどう過ごすかによって周りと差を付けられます。
学年ごとにやるべきことは異なりますが、基本的には休みが終わってから充実してたと思える時間を送りましょう。
また、本サイトでは就職に役立つ情報も他の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
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