はじめに
大学生になったらサークルに入って大学生活を満喫させたいと考えている人は少なくありません。
しかし昨今のコロナ禍の影響もあって「大学生=サークル」という考え方が変わってきているのです。
この記事ではサークルに関する基礎知識やメリット・デメリット、サークル以外でどう大学生活を楽しむかの方法などについて紹介していきます。
サークル以外でも大学生活を満喫する方法を理解することで今後自分がどう動くべきかの指針を立てていきましょう。
目次
大学生のサークルに関する基礎知識
こちらでは大学生のサークルにおける基礎知識について紹介していきます。
サークルの種類
サークルは大きく3つに分けられます。
- 大学公認サークル
- 非公認サークル
- インカレサークル
大学公認サークルは文字通り大学の公認を得ているサークルです。
活動内容が認められており、新入生も安心して入ることができるでしょう。
反対に非公認サークルは大学の認可を得ていないサークルです。
活動内容は公認サークルと大きく違いはありません。
しかし、認可外のため過激な活動や宗教勧誘などを行うサークルの可能性もあるので注意が必要でしょう。
インカレサークルは複数の大学の学生が参加するサークルです。
学外でも交友関係を築きたい場合はおすすめのサークルとなります。
部活とサークルの違い
部活とサークルの違いとして大きいものは拘束時間の長さです。
部活はサークルに比べても競技に対する打ち込み度が高く、活動時間も週に5~6日が一般的と言われています。
そのため、部活に時間がとられてバイトや別の友達と遊ぶ時間を捻出することがとても難しいです。
ただ部活はサークルに比べて本気で競技に参加する大学生の割合が多くなります。
成長度も違うため、本気でその競技に取り組みたいと考えている場合は部活に参加することもおすすめです。
サークルに入ることのメリット・デメリット
こちらではサークルに入ることのメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット
大学生がサークルに入ることのメリットとして以下のものが挙げられます。
- 交友関係を広げることができる
- コミュニケーション能力が身につく
- 定期的な飲み会などのイベントを楽しめる
交友関係を広げることができる
交友関係を広げることができることは大学生がサークルに入るメリットの1つです。
サークルに入ると同世代や先輩、後輩と関わる機会が一気に増加します。
そのため縦横それぞれの交友関係を広げることができるのです。
特に先輩との関係をしっかりと築くと就職活動の情報を貰えることもあるため、ここでの交友関係はとても役に立ちます。
コミュニケーション能力が身につく
コミュニケーション能力が身につくこともメリットの1つです。
種類にもよりますが、大学生のサークルは多くの人間が在籍しており色々な人と関わる可能性があります。
先輩・後輩・同世代と様々な人と関係を築くことで多くの人と交友する機会が増えるのです。
場数を踏むという意味でも、相対的にコミュニケーション能力が身につきやすくなるでしょう。
定期的な飲み会などのイベントを楽しめる
定期的な飲み会などのイベントを楽しめることもメリットの1つです。
大学生のサークル活動の醍醐味の1つとして飲み会などが挙げられます。
飲み会以外にもサークルメンバーで旅行に行くなど精力的なサークルは様々なイベントを年に行うのです。
色々なイベントを仲間たちと共有でき、たくさんの思い出を作ることができるでしょう。
デメリット
大学生がサークルに入ることのデメリットとして以下のものが挙げられます。
- お金がかかる
- 社会人との接点が少ない
- 人間関係に悩まされる場合が多い
お金がかかる
お金がかかることはデメリットの1つです。
サークルに所属することでできた交友関係での関わりやイベントの参加など様々な面で出費がかかります。
大学生の多くはバイトをしますが、それでも飲み会やイベント、交際費などがかさむと大変です。
大学生の中には奨学金などを貰っている人も少なくないため、貴重なお金をかける価値があるのか今一度考える必要があります。
社会人との接点が少ない
社会人との接点が少ないこともデメリットの1つです。
サークルは部活と違って人の入れ替わりに対する人数が多いため、卒業後に遊びに来る先輩は多くありません。
これは社会人との接点を持つことが少ないと言えるでしょう。
社会人との接点があれば、社会に対する明確なイメージや様々なノウハウを学ぶことができるなど良いことが多くあります。
そのため社会人との接点が少ないこともデメリットの1つと言えるでしょう。
人間関係に悩まされる場合が多い
人間関係に悩まされる場合が多いこともデメリットの1つです。
サークルはとても多くの人と交友関係を築ける分、様々な人間関係の問題に直面する場合があります。
特に大学生のサークルはまだ大人としての自覚が足りない人も多く、恋愛関係のいざこざなどが起きやすいです。
巻き込まれてしまうとそれだけでもストレスとなるためデメリットの1つと言えるでしょう。
サークルを選ぶ際の注意点
こちらではサークルを選ぶ際の注意点について紹介していきます。
活動内容
活動内容はサークルを選ぶ際に注意すべき観点の1つです。
本当に自分のやりたかったことなのかの確認も重要ですが、それ以上にその活動内容がおかしなものでないか確かめる必要があります。
問題に巻き込まれる可能性は低くても0ではないでしょう。
自分の身を守るためにも所属しようとしているサークルが安全な活動をしているのかを確認することは重要です。
所属していた団体で問題を起こしてしまえば仮に自分が関わっていなくても変な目で見られてしまいます。
将来のためにも所属する団体やサークルの活動内容をしっかりと把握することはとても重要です。
活動日時と自分の時間が合っているか
活動日時と自分の時間が合っているかという観点もサークルを選ぶ際の注意点の1つです。
サークルの活動時間によっては講義とかぶっている可能性があるため、事前にチェックが必要となります。
せっかく入ることになったのに講義がかぶってまったく参加できないとなるともったいないですね。
そのため活動時間を事前に調べたうえで入るサークルを決めるようにしましょう。
所属しているメンバー
所属しているメンバーがどんな人物なのかしっかりと理解することもサークルを選ぶ際の注意点の1つです。
大学生のサークルを満喫するうえで重要なのが人間関係となります。
人間関係次第では活動内容が自分の嗜好とあまり合っていないとしても楽しむことができるのです。
反対に人間関係が上手くいかないとどんなに良い活動内容でも続けられません。
サークルに入る前の新入生歓迎会などで先輩と顔合わせする機会があれば、どんな人が在籍しているかを見て考えましょう。
コロナ禍で変わりつつあるサークル文化
ここまでサークルに関する基礎知識について紹介してきましたが、昨今コロナ禍の影響で「大学生=サークル」という価値観が変化してきました。
特にコロナ禍の影響は大きく、多くの大学がサークルなどの団体に対して活動休止を促すなどしてサークルの動きが制限されたのです。
特にオンライン授業などが主になったことで大学で友人を作る機会も少なくなり、余計に大学生のサークル離れが進行しています。
今後大学生はサークル以外にどんな活動ができるかで大学生活の充実度が変わってくると言えるでしょう。
今の大学生がしていること
こちらでは実際今の大学生がしていることについて紹介していきます。
サークルや部活への参加
大学生がしていることとしてサークルや部活への参加が挙げられます。
「大学生=サークル」という考え方が変化してもサークルの人気は根強いです。
また、サークルや部活は就職活動の面接でよく聞かれる「学生時代に努力したこと」に答える際の材料にもなるためおすすめでしょう。
インターンシップへの参加
インターンシップへの参加も今の大学生がしていることの1つです。
昨今の就職活動事情の1つとして学歴よりも実績や実力を見られる傾向が増加していることが挙げられます。
そのため、企業側も学生時代に身につけた目に見える実績などを選考で質問してくるのです。
その実績として示しやすいものがインターンシップへの参加となります。
インターンシップは各企業で就業体験ができるイベントです。
期間も様々であり、昨今では長期のものに参加する大学生が増加傾向にあるでしょう。
長期インターンシップは大学1年生も応募できる企業が多いためおすすめです。
本サイトではインターンシップに関する様々な記事を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
自分の自由な時間を楽しむ
自分の自由な時間を楽しむことも大学生がしていることの1つです。
大学生は社会人として働く前に訪れる数少ない自分のために自由に時間を使える時期となります。
大学生時代はやることをしっかりとしたうえで自由に趣味や遊びなど様々なもので時間を楽しむことができるのです。
そのため社会人になる前の自由な時間を堪能するという選択もいいでしょう。
大学生活の楽しみ方
こちらでは大学生活の楽しみ方について紹介していきます。
たくさんの人と出会い交流する
たくさんの人と出会い交流することは大学生活を楽しむ方法の1つです。
サークルやバイトなどの集団に所属して何かイベントを企画して楽しむにも、人との交流が不可欠となります。
昨今ではオンライン授業などによって交友を広げにくい状況です。
しかし、様々な方法を駆使して積極的に関わるようにすると実りのある大学生活になるでしょう。
学内・学外にやりがいを見つける
学内・学外にやりがいを見つけることも大学生活を楽しむ方法の1つです。
やりがいがあると大学生活にモチベーションが生まれるため楽しいと感じやすくなります。
やりがいが分からないという場合は、どんなことでもいいので自分自身のやりたいことが何かを考えてみることがおすすめです。
自分の本当にやりたいことを探してそれに熱中できれば、大学生活が楽しめるだけでなく今後の就職活動にきっと生きてくるでしょう。
ただ自分の本当にやりたいことについて、いざ考えてみると分からないという人も少なくありません。
本サイトでは自分の本当にやりたいことについて紹介している記事を掲載していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
趣味に没頭する
趣味に没頭することも大学生活を楽しむ方法の1つです。
前述した通り、大学生時代は人生においても特に自由度が高いため自分のやりたいことに注力できる時期と言えます。
特に大学生は新たに趣味を見つけ磨こうとする人も少なくありません。
たくさんの時間をかけて自分が夢中になれる趣味を探し、楽しみましょう。
大学生活で友人関係を広げるコツ
最後に大学生活で友人関係を広げるコツについて紹介していきます。
自分から積極的に話しにいく
自分から積極的に話しにいくことは友人関係を広げるコツの1つです。
基本的にサークルなど同じ時間を共有する際に自然と仲良くなる場合が多いでしょう。
しかし、昨今のコロナ禍の影響で人と会う機会が極端に減りました。
特にサークルにも入っていない学生も多くなっている昨今では、大学でできた友達よりも高校時代の友達と遊ぶ人も少なくありません。
人と直接関わる機会が減ったからこそ、機会を見つけて自分から積極的に話しにいくことが重要なのです。
SNSでの交流
SNSでの交流も友人関係を広げるコツの1つです。
昨今はサークルや講義などよりもSNSを活用して友人関係を広げると言われています。
特にTwitterやFacebook、InstagramといったSNSを通じて知り合っていく場合が多いです。
趣味の合う人や同世代など共通点のある人とつながることができるため、SNSはおすすめでしょう。
ただ匿名性が高いことから実際に会うことになると印象が全然違ったり、最悪変な人である可能性も否めません。
直接会う際は細心の注意が必要です。
長期インターンに参加する
長期インターンに参加することも友人関係を広げるコツの1つです。
長期インターンは大学1年生から参加できるものもあり、その会社の正社員の方と知り合ったり同じインターン生と仲良くなれたりします。
期間が複数か月もしくは年単位の場合も多く、お金や就職活動で必要な実績を積みながら友人関係を広げることができるでしょう。
サークルやバイトだけでは社会人と知り合う機会も少ないため長期インターンに参加することがおすすめです。
ただ長期インターンに参加する方法が分からない人も少なくないでしょう。
本サイトでは長期インターンに関する記事を複数掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。
オンラインイベントへの参加
オンラインイベントへの参加も友人関係を広げるコツの1つです。
昨今のコロナ禍の影響で講義はオンライン化、サークルは停止となっている大学生が多くなっています。
そのため有志や企業がオンラインでのイベントを主催している場合があるのです。
そのようなオンラインイベントの多くはSNSなどで告知されているので気になるものがあれば調べてみるといいでしょう。
本サイトでも様々なイベント情報を紹介しているためぜひ参考にしてみてください。
サークルやアルバイトなどの集団に所属する
サークルやアルバイトなどの集団に所属することも友人関係を広げるコツの1つです。
これが大学生の友人関係を広げる一般的な方法と言えます。
サークルやバイトなどの同じ集団に所属することで直接会う機会も増えていけば自然と友人関係が広がっていくでしょう。
サークルに限らず何らかの集団に所属することが友人関係を広げる第一歩と言えますね。
まとめ
本記事では大学生とサークルの関係性から大学生活の楽しみ方などについて紹介してきました。
コロナ禍の影響でサークル活動する大学生の数が減ったことで、これまで「大学生=サークル」と考えられていたものが変化してきたのです。
特に昨今の就職活動事情である「学歴よりも実績」という流れによって、インターンシップを大学1年生の時期から始める人も増加しています。
コロナ禍や講義のオンライン化で様々な変化が起きている今だからこそ、色々な方法で大学生活が充実するよう動いてみてください。
本サイトでは就職活動以外でも役に立つ自己分析に関する記事を紹介しています。
サークルなどに所属しておらず時間がある場合や今一度自分を見つめ直したいという人はぜひ参考にしてみてください。
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