はじめに
スケジュールを立てることは就活においてとても重要なことです。
しかし学生の中にはスケジュールを立てずに直前になって始める人も少なくありません。
スケジュールがあれば、今自分が就活においてどの段階にあるのかしっかりと認識することができるでしょう。
本記事では2023年卒就活スケジュールや時期ごとの活動、2023年卒就活のポイントなどについて紹介していきます。
目次
就活はいつから始めるべきか
就活を始める時期に悩む学生は少なくありませんが一般的に就活の準備は早ければ早いほど良いとされます。
長期インターンは大学1年生でも参加が可能です。
早い段階からインターンなどで経験を積むことで就活を円滑に進めることができるでしょう。
早く始められれば始められただけ有利であるため、今日からでも就活の準備を始めてみてください。
2023年卒就活の新常識とは
就活は毎年同じ傾向なわけではなく当時の情勢やトレンドによって変わるでしょう。
こちらでは2023年卒就活の新常識について紹介していきます。
学歴よりも実績とスキルで内定を掴む
2023年卒就活の新常識の1つは学歴よりも実績とスキルが就職に有利に働くことです。
昨今の少子化や働き方改革の影響で様々な業界で人材不足に悩まされているため即戦力になる人材の需要が高まっています。
即戦力かどうかの判断基準で用いられるのが実績や資格などのスキルとなるのです。
そのため学生のうちに就活の一環として有用なスキルや資格を取っておくと良いでしょう。
早い時期から長期インターンで経験を積む
早い時期から長期インターンなどに参加して経験を積むことも2023年卒就活の新常識の1つです。
先述した通り、学歴よりも実績やスキルが重視されるため大学1年と早い段階で長期インターンに参加して実績を作ることが重要になってきます。
長期インターンは学年を問わない募集も多く、企業によってはインターン参加が選考の必須条件の場合があるのです。
そのため早い段階で志望している企業がある場合はインターンが実施されているか調べ、積極的に参加するようにしましょう。
営業など結果を出せる長期インターンを利用して、自分が望む企業に進むことを目指してみてください。
効率的に就活を進めるために必ずすること・した方が良いこと
こちらでは就活を効率的に進めるための行動について紹介していきます。
必ずすることとしたほうが良いことに分けて解説するのでそれぞれ見ていきましょう。
必ずすること
効率的に就活を進めるために必ずすることとしては以下の通りです。
自己分析
自己分析は就活を効率的に進めるために必ずするべきことの1つです。
自己分析では自分自身を企業に売り込むために、自己PRや長所・短所をしっかりと理解するための作業となります。
就活におけるエントリーシートや面接など様々な場面で学生自身について問われる質問があるため自己分析は必須といえるのです。
業界・企業研究
業界・企業研究も効率的に就活を進めるために必須の作業の1つです。
業界研究や企業研究を行うことは自分に本当に向いている業界や入りたい企業はどこなのかを見極めるために必要になります。
就活において志望動機を聞かれる場面は必ずあり、回答を作成するうえでも業界研究や企業研究の情報は重要です。
業界研究や企業研究の深さが見える志望動機は人事目線でも好印象のため研究を怠らないようにしましょう。
面接準備
面接準備も就活を効率的に進めるために必ずすることの1つでしょう。
面接選考は就活でほとんどの企業が用いる選考手段です。
面接対策として受け答えの練習や頻出質問から事前に回答を考えるなどが挙げられます。
面接準備がどれだけできたかで面接時の対応も変わってくるでしょう。
面接対策は基本的に多くの企業で共通となりやすいため面接本番を想定した練習や質問の回答を考える必要があるのです。
した方が良いこと
効率的に就活を進めるためにしたほうが良いことは以下の通りです。
OB・OG訪問
OB・OG訪問はしておくと良いことの1つです。
OB・OG訪問を行うことでその企業や選考の傾向を大まかに理解することができます。
特に自分が志望する企業のOB・OG訪問を積極的に行うことで、より志望する企業への理解を深めることができるのです。
基本的にOB・OG訪問は必須ではないですが志望する企業のOB・OG訪問ができる機会があれば積極的に参加するようにしましょう。
インターンへの参加
インターンへの参加もした方が良いことの1つです。
インターンは長期・短期とありますが、就活選考において基本的に必須ではありません。
そのため志望する企業・業界でのインターンを通して、他の就活生に差をつけるために参加するのがおすすめです。
企業によってはインターンへ参加した人限定の新卒採用しかしていない場合もあるため、場合によっては必須になりえます。
自分の希望する企業のインターンがある場合は積極的に参加するようにしましょう。
2023年卒就活のポイント
こちらでは2023年卒就活において覚えておくと良いポイントを紹介していきます。
選考開始が早い企業も出てくる
選考開始が早い企業が出てくることをしっかりと理解する必要があります。
基本的に多くの企業は選考開始を足並み揃えて同じ時期から始める場合が多いのですが一部の企業において早くスタートすることもあるのです。
もし志望する企業の採用スタート時期が早い場合はそれに合わせて就活スケジュールも前倒しで行わないといけません。
そのため企業の選考開始時期についてはしっかりと事前に理解するようにしましょう。
インターンや選考のオンライン化
インターンや選考のオンライン化もポイントの1つです。
昨今のコロナ禍の影響で就活のオンライン化がすごいスピードで普及しています。
通常の選考に加えてオンラインの選考の準備もしないといけないのです。
オンラインは対面と比較してマナーも変わってくるためしっかりとオンラインの選考についても勉強しましょう。
2023年卒就活スケジュールを時期ごとに解説
こちらでは2023年卒就活スケジュールを時期ごとに紹介していきます。
2022年2月まで
2022年2月までの就活スケジュールとしては以下の通りです。
インターンに参加する
2022年2月までの期間でインターンに参加します。
インターンは基本的に季節ごとに開催される場合が多く、短期・長期と種類が豊富です。
できるだけ自分が志望する企業のインターンに参加しましょう。
ここで経験したことを活用して採用面接の受け答えにも応用できるため重要なイベントです。
自己分析
自己分析も2022年2月までにやっておくと良いとされます。
インターン参加のための選考でも自己分析が必要になるのでいち早く行う必要があるのです。
この段階で頻出質問である自己PRや長所・短所などの回答を固めておきましょう。
仕事研究
仕事研究として業界・企業・職種の研究を行います。
仕事研究はインターンの選考から実際の採用選考までに関わってくるため来年の2月まで継続して行っていきましょう。
学生のタスク
- インターン参加
- 自己分析
- 仕事研究
この時期のタスクとしては優先的にインターン参加をするようにしましょう。
インターン参加に向けて、まずはインターンを探すことが重要タスクとなります。
それに付随して自己分析や仕事研究もタスクとして必ず出てくるのです。
そのためタスク優先度としてはインターン参加、自己分析、仕事研究の順番となります。
2022年3月から
就活スケジュールとして2022年3月から始めるべきこととしては以下の通りです。
企業エントリー
基本的に2022年3月から企業のエントリー開始がされるためこの時期はまず企業エントリーを行います。
エントリー方法としては就職サイトからエントリーするのが昨今では一般的です。
そのためエントリー開始までにサイトへ登録をして、どんな企業がエントリーできるのかある程度調査しておきましょう。
エントリーでは簡単な質問に答える場合もあるためそれまでにしてきた自己分析や仕事研究を活かした回答を行う必要があります。
企業説明会の参加
企業説明会の参加も2022年3月を皮切りに始まります。
そのため志望した企業や興味がある企業の説明会には積極的に参加していく必要があるのです。
企業説明会に参加することがエントリー扱いとなる企業も多いためしっかりと就職サイトでの説明を読んでから参加しましょう。
エントリーシート作成・提出
エントリーシートの作成・提出もこの時期に行う必要があります。
エントリーシートではいくつか質問がされる場合があるためその対策として自己分析や企業研究などをまとめておきましょう。
また企業説明会後に実際に記入する資料がエントリーシートとなる場合があるため練習しておくことがおすすめです。
学生のタスク
- 企業へのエントリー
- 企業説明会の参加
- エントリーシートの記入・提出
この時期のタスクとしては企業へのエントリーを優先して、企業説明会・エントリーシートの記入・提出です。
昨今ではエントリーシートの提出方式として就活サイトを利用します。
提出しやすい分しっかりと精査したうえで提出する必要があるでしょう。
2022年5月から
就活スケジュールとして2022年5月から始めるべきことは以下の通りです。
筆記試験
筆記試験ではSPIなどの就職試験専用の筆記試験などが用意されており対策が必要です。
特に昨今ではオンライン上でSPI試験を受ける場合があり慣れていないと制限時間までに完答できない場合があります。
筆記試験は面接試験の前段階として採用されている場合がほとんどで大手で採用している企業も多いです。
そのため筆記試験の勉強と実際に解く練習を行いましょう。
採用面接
筆記試験を突破したら面接試験があります。
採用面接は何回かに分けて行われる場合がありその都度対策も変わってくるのです。
そのため質問に対する回答や面接で話す内容について事前に準備しておきましょう。
学生のタスク
- 筆記試験の対策
- 面接選考の対策
この時期は本格的な選考がスタートするため、タスクとしては筆記・面接選考の準備となります。
筆記では実際のSPI試験などのビジネス試験の過去問を解いたり、SPI試験向けの勉強を行ったりする必要があるのです。
面接では面接時に問われる質問に対する回答を準備することが学生のタスクの1つとなるでしょう。
実際の面接を想定した練習や質問の受け答えを練習する必要があります。
2023年卒内定後の過ごし方
こちらでは内定後の過ごし方について紹介していきます。
内定承諾・辞退をする
内定後の過ごし方として必要なのは内定承諾・辞退をすることです。
内定をもらってもそこで終了ではなく正式な内定の手続きを行う必要があります。
また複数の内定を貰っている場合は内定辞退の連絡をする必要があり、先延ばしにしすぎるのは良くないです。
もしギリギリまで内定辞退せず直前で内定辞退した場合、相手企業の新人の数に欠員が出てしまいます。
それらを埋めることは難しいため企業側にとって損が出てしまうのです。
そのためどの企業に入社するか決まったらそれ以外の内定の辞退をすぐに行いましょう。
企業によってはお怒りの言葉を受ける可能性がありますが誠心誠意対応してください。
学生の場合はしっかりと卒業する
内定後の過ごし方として気を付けたいのがしっかりと大学を卒業することです。
内定も卒業見込みが前提で出されているため卒業できなければ内定辞退と同じ扱いになってしまいます。
内定が取れたからといって油断してはいけません。
内定をもらって、後の学生生活を遊んでしまい卒業できないとなると本末転倒です。
そのため内定後も気を抜かずしっかりと卒業できるようにしましょう。
会社からの課題に取り組む
内定後は会社から課題を出されている場合があるためそれらに取り組むことが重要です。
出される課題は最初の研修という意味合いが強いため出される課題を深堀して勉強すると入社後に活かしやすくなります。
また、資格の取得を課題として指定されることもあるため内定後も気を抜かず課題をこなしていきましょう。
就活に出遅れた場合の対処について
最後に就活に出遅れてしまった場合の対処法について紹介していきます。
どの段階で就活を開始したかにもよりますが基本的にスケジュールをより細かくして就活を行うのが基本です。
そのためまずはいち早く就活サイトに登録し、どんな企業・仕事があるのかを理解して就活を始めましょう。
自己分析や仕事研究が十分にできていない状況であれば、志望企業の選定と同時並行で進める必要があります。
一度も自己分析や仕事研究を行ったことがない場合は、エントリーシートや面接対策の本や記事を確認すると良いでしょう。
まとめ
本記事では2023年卒の就活スケジュールについて紹介してきました。
就活スケジュールをしっかり立てて就活に挑むことは、現状の自分自身の就活の進捗を明確にしてくれるため必要な行動です。
また2023年卒の就活はこれまで以上に実績やスキルが企業に求められるようになっています。
そのため、スキルや資格・実績の獲得に向けて勉強も行う必要があるのです。
スケジュールを理解して、就活の準備を効率的に進めていきましょう。
本サイトでは他にも選考準備に関する記事を紹介しるため、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。
人気記事
就活イベント
シューブンでは実際に業界の仕事を体験するイベントを開催しております。
ゲーム形式でより具体的により楽しく、希望の業界について体験してみましょう。